長野市小田切から

ちょっと時間があったので長野駅から西側にある小田切という地域に自転車で出かけました。この地域はもともと小田切村という単独の自治体だったそうですが、1954年に長野市と合併し、それ以来長野市小田切という地名になっています。

長野市の中心市街地から道なりに10km少々と近いのですが、かなり急な山なので一気に中山間地の雰囲気となります。長野市の中心部は標高350mくらいですが、小田切周辺は800m近いところもあります。

そんなわけで長野駅方面から登ってくる場合は基本的にどのルートを採用しても結構急勾配の登坂が待ち構えていることになるので、短いながらも手応えのある登りが楽しめます。

山が急峻なだけあって南方向の見通しは非常によく、登り切ると写真のような眺望が楽しめます。

松本市のAIオンデマンドバス

先日自転車で松本方面に出かけたときに妙にバス停が多く感じましたが、私がバス停と認識していたのは民間の路線バスではなく、市が実施しているAIオンデマンドバスのバス停でした。”のるーと松本”という愛称がついているそうです。

普通のオンデマンドバスとの違いは、普通のオンデマンドバスが所定のルートを予約があったとき限定で運行するのに対し、AIオンデマンドバスは需要に応じてルートを適宜組み換えて運行される仕組みなのだそうです。

Youtubeで松本市が公式の紹介を詳しくしてくれていました。

確かに、これであればその日の需要に応じて最短ルートでバスが運行されるので、正味の乗車時間が短縮できそうです。もちろん予約の状況や入るタイミングによっては遠回りになる恐れもあるんだとは思いますが、基本的には予約が殺到するような性質のものでもないと思われるので、利用者側に得な方向に振れるのではないかと思います。

特に印象に残ったのはこちらのバス停で、元々の旧松本電鉄バスの上橋バス停がスクール専用になり、現在はAIオンデマンドバス乗り場になっているというものです。AIオンデマンドバスのバス停名が”バス停跡”なのも面白いと思います。

寒冷馴化

長野県北部も11月下旬に差し掛かり、いよいよ冬らしい天気の日が増加してきました。急激に気温が下がると強い寒さを感じますが、高温と同様に低温に対しても人間の身体は適応できるそうです。高温の方になれるのは暑熱馴化といいますが、対照的に寒冷馴化というそうです。

紅葉も終わりそうですが、こうなるとすぐに冬が始まります。

寒い環境下で一定時間過ごしたり、あるいは軽い運動をすることでも適応を促進できるそうです。人間は恒温動物なので様々な機構で体温を一定に保とうとしますが具体的には、

  • 寒さを知覚しづらくなる(文字通り”慣れる”)
  • 皮膚表面近くの血管が収縮し、体温を逃がしづらくなる
  • 体温自体が若干下がる
  • いわゆる物理的な”震え”ではなく、体内に貯蔵した脂肪の分解等の化学的な方法で熱を生み出すようになる

と色々あるようです。特に脂肪の分解が促進されるというのはなかなか興味深いものです。寒くても多少おもてで身体を動かした方が脂肪燃焼効果が期待できるのかもしれません。

Diablo4のエラー317011

拡張パックが発売されて以降Diablo4を楽しく遊んでいるのですが、時折表題のエラーが出ることがあって困っています。

発生バージョン

バージョン2.0.4.59495

事象

ポータルを使って都市間移動をすると、到着時にパーティーから離脱した旨のメッセージが表示され、画面が暗転する。ほとんどの操作を受け付けなくなり、Shift+Pでパーティーメニューを開くとエラーコード317011が表示される。

Escキーも有効なので、Escキーでゲームをいったん閉じてゲームを再起動するしかなくなる。

発生頻度

体感では20%くらいですが、発生条件は特定できていません。

公式フォーラムにも10月時点で同様のエラーについての投稿がありますが、未だに解決先は示されていません。

Errorcode 317011 after black screen loading into new zone

[Diablo4 Forum]

最初はAFMF2などが良くないのかと思ってドライバの設定をあれこれ変えてみましたが改善はしませんでした。頻度が低いので何となくそのまま放置してしまっています。

ゲーム自体を再起動すれば特に問題なく復帰はできるのですが、せっかく集中していたところで1回ゲームを閉じることになると興を削がれます。引き続き同様事例の報告や修正の有無については注意しておきたいと思っています。

長野電鉄サイクルトレイン(2024年度版)を利用

2023年の10月に実証実験として実施されていた長野電鉄のサイクルトレインを利用しました。2024年になり、サイクルトレインが正式に運用開始となったため利用してみました。

予約の仕組み

実証実験時と大きく異なるのは予約の方法です。実証実験時には専用のアプリから予約をする方式でしたが、2024年度版では長野電鉄のWebサイトから予約する方式になっています。長野電鉄の特急列車などを予約する方法と同様です。

Webサイトのアカウントも共通なので、既に長野電鉄Webサイトのアカウントを持っている方であれば簡単に予約ができます。もちろんアカウントなしでも予約可能です。支払いはクレジットカードで行います。

予約が完了するとPDF形式の乗車証がダウンロードできるので、これをスマートフォン等で表示するか、または紙に印刷して提示すると乗車できるという仕組みになっています。

注意が必要なのは予約の受付期間です。実証実験時には当日発車寸前まで予約が可能でしたが、2024年度版の予約は前日24時までとなっています。当日での予約も一応可能ですが、その場合は長野電鉄の問い合わせ窓口に電話して予約することになります。

実際の乗車

今回は長野駅から信州中野駅まで乗車してみることにしました。長野電鉄の長野駅は地下にありますが、地上からエレベーターやスロープつきの階段で駅にアクセスできるのでこの点は心配要りません。

早朝の長野駅です。

長野駅での改札ではスマートフォンで乗車証を提示しました。帰りの切符は予約済みかを確認されましたが、帰りは自走するので大丈夫と伝えました。長野駅の場合改札からプラットホームまでも1階分くらいの高低差がありますが、エレベーターがあるのでこれを使います。エレベーターでは対角線上に車体を置き、ハンドルを大きめに切ればそのまま乗せられます。

長野電鉄8500系のT2編成でした。サイクルトレインの場合は先頭車両または2両目の車椅子用スペースを利用することになるので、先頭車両に乗りました。

信州中野方面の始発列車(6:15発)だったのであまり人は乗っていませんでした。ロングシートに座らせてもらい、乗車中は自転車を進行方向に向けて手で支えるという方法で約45分乗車しました。45分乗っていると結構自転車を支えるのが重労働に感じました。

というわけで無事に信州中野駅に到着しました。信州中野駅でも改札で乗車証を提示しました。駅係員の方は「へえ~こんな感じなんですね~、信州中野で降りられる方があまりいないみたいで…(笑)」と仰っていました。サイクルトレインを利用される方は湯田中まで乗車する場合が多いのかもしれません。

その後親切にエレベーターの場所などもご案内いただき、和やかな感じで降車時の改札を終えて出発となりました。

利用してみて

実証実験時と予約のシステムが変わっていますが、特急列車等も含めて一貫したシステムでの取り扱いになっているので分かりやすくなっていると思います。予約や決済に至るまでのユーザー体験も便利でなかなか良かったと思います。

輪行袋を使う輪行に対して、サイクルトレインは何と言っても荷物が少なくて済むのがとても楽です。通常の輪行の場合、装備にもよりますが輪行袋とスプロケットカバー、エンド金具等で1リットル弱ほどの収納容積が必要です。そうなってくるとサドルバッグも大きい物にならざるを得ず、必然的に荷物がどんどん増えていきます。

一方でサイクルトレインの場合は通常のサイクリング時と同様か、万全を期す場合でもクリートカバーがあればまず問題ないというところなのでほとんど荷物は増えません。これは非常に大きいアドバンテージなのではないかと思います。

前日までの予約となったので帰路の利用は少々難しくなった感はありますが、行きに使う分には非常に便利だと思いました。またお世話になることもあろうかと思います。

ハエ取り紙

育てているシマトネリコの鉢から小バエのような昆虫が出現するようになりました。調べてみたところ、これはキノコバエというハエなんだそうです。人に害を加えたり、衛生的に問題を起こしたりといったことはないようなのですが、妙に数が多くて気になるので対策を検討しました。

よくハエは匂いで誘引して一網打尽にできるという話を聞きます。殺虫剤メーカーから専門的な商品も出ていますし、手作りではめんつゆを利用した罠が有名です。ところがこのキノコバエは主食が有機物で腐った物には興味がないらしいので、この手は使えません。

ホームセンターに何かないか探しに行ったところ、ハエ取り紙を売っているのを発見しました。

カモ井加工紙というメーカーのリボンハイトリという商品です。ハエ取りではなくハイトリなのは製造元のある岡山県の方言に合わせたものだそうです。地元の言葉で親しみやすい製品名にしたのが起源だということです。

筒状に巻かれたハエ取り紙が5本入っています。この中からリボンを引き出して、天井などから吊って使います。

こんな感じです。黄色い部分は粘着剤が塗られており、ちょっと触っただけでも強固な接着力を示します。これは期待できそうです。

しばらくシマトネリコゾーンの近くに吊ってみて、キノコバエを減らせるか観察してみたいと思います。

善光寺白馬電鉄 山王駅跡地-茂菅駅方面を訪問

善光寺白馬電鉄の山王駅跡地から更に戸隠方面の線路の痕跡をたどってみました。廃線跡ということにはなりますが、歩いてみても鉄道の痕跡のような物は認められませんでした。

長野市の中心市街地は思ったよりも道が入り組んでいるのですが、善光寺白馬電鉄の線路跡は割と長い直線区間が残っています。

こちらは長野県庁の裏手付近の区間です。言われてみれば線路跡のような緩やかなカーブを描いています。

途中に農業用水の紹介看板がありました。この用水路を線路はまたいでいたはずですが、橋の痕跡のような物はなさそうでした。

現在の道路はこんな感じで用水路をまたいでいます。

線路跡の道路は通称”妻科白岩通り”という名前がついています。

地域の名所を紹介する看板が途中にありました。善光寺白馬電鉄の橋台跡について紹介されています。

WordPress6.7がリリース

メジャーバージョンの6.7がリリースとなりました。

WordPress 6.7 “ロリンズ”

[wordpress.org日本語版]

今回のバージョンでは新テーマのtwenty-twenty-fiveが追加されています。デザインやカスタマイズ性の高いテーマになっているということです。

エディタでは右上の公開ボタンの近くに記事全体をズームアウトして見ることのできるボタンが追加されました。画像やテキストを組み合わせたページを作るときなどに、全体を引いて見ることができるので便利そうです。

このボタンを押すとページ全体を引いて見た様子を見られます。

ここ最近のWordPressは自由なコンテンツ作りに向けたアップデートが多いので、私のように従来型のブログを書いている分には影響のある物が少ないのですが、今回の6.7に関しては体感でかなり画面遷移が速くなったように感じています。実際パフォーマンス面の向上は図られているそうで、この点非常にありがたく感じています。

日出塩駅前公衆トイレ

JR中央西線の日出塩駅前にある公衆トイレです。建物=個室のコンパクトなトイレですがきれいです。

男女別X
小便器X
個室洋式1
多目的

日出塩駅はご覧の通り改札もない無人の駅ですが、このトイレの存在はありがたいです。

名古屋行きのホームには木造の古そうな待合室があるのが気になりました。現在でも利用可能なのでしょうか。

RadeonでAFMF2を手動でONにする

我が家のRX7600も含めてRX6000系と7000系はフレーム生成技術”AFMF2”を様々なゲームに適用することができます。

適用したい場合、基本的にはゲームごとの描画設定を”HYPR-RX”とし、要するにおまかせ設定にしてしまえばOKです。古いタイトルであっても、ドライバ側でAFMF2が適用可能と見なされると自動的にONにしてくれます。

そういった中でも自動的にONにならないタイトルがあり、その場合はユーザーの責任において手動でONにすることができます。

サポート外のゲームではこのような表示になります。

私の手持ちタイトルの中ではDiablo4が対象外となっています。手動でONにすると何か不具合が起きるのかと思って試しにONにしてみましたが、今のところは問題なくプレイできており、フレームレートもかなり向上しています。少々心配な点はありますが、設定をチューニングして一番良い状態を狙うのは楽しい作業です。